

ウヨウヨ。
一人一人は好き勝手な方向に、好き勝手なペースで動く。
無軌道に、無計画に。
自分たちのために、自分たちの首を締めながら。
そのうち、形が欲しくなる。

ギューッとして、ゴトゴト。
運ばれる、運ばれる。
何にどうやって運ばれてるのかは分からないまま。
あ、たまにはみ出して落ちるのもいる。
彼らは彼らで力を合わせてあがく、あがく。
ほとんどは運ばれたあと、フッと足元を見失う。

融ける。
角ばっていた自分が、全体の一部になる。
社会を動かすエンジンになる。
それがどこへ向かってるのかは分からない。
ただ、融けてゆくだけ。

社会の隙間から生まれた何か。
まだ名前のない怪物。
そいつは次の可能性を食べに、飛び出していく。
新しいエネルギーを求めて。
と、そんな感じの作品です。
5月に行われた「Tシャツ・ラブ・サミットvol.13」に出店していた時に、
ライブでパフォーマンスも兼ねて描いたものなんです。
最初はテーマもイメージもほとんどありませんでした。
ただ、手が喜ぶ方向に、気持ちのいいタイミングで、
会場の雰囲気や音、温度に助けられながら、描きました。
そうしたら、こうなった。という作品です。
思えばステージで、スタジオで、バンドメンバーと気持ちよく音を合わせられている時、
それは「そういう」状態が実現されている時だった。
絵を描く動き、音を鳴らす動き、
そういうものは身体に、脳に蓄積された経験によって
作り上げられるパターンだと言えると思うのです。
パターンというと否定的なイメージがあるけれど、
そのパターンは自分だけのものであって、
それに殉じるように没入している時に、
ようやく少し自分を捕まえることが出来るような気がします。
無計画が結果として最適になる、という回路。
まだまだ突き詰めないといけませんが、
そういう感覚を少しだけリアルに感じられる体験であり、作品でした。
こっちの方が詳しくなってしまいましたが(苦笑)
ショップサイトエコマメでも紹介しています。
ライブ状態でしか作れないので、完全一点ものということで、
5000円で販売させていただいています。
メールいただければ、お振り込み確認後、郵送させていただきます。
男性Mサイズです。
コメントの投稿